羽根木プレーパークでの子育て日記 |
2月24日(金)
天野さんのお話 満を持して天野さん登場。 貴重なお話を聞く機会をいただきました☆が、 この日、私のそばを離れない我が子らだったため 聞くことが出来た全体のおよそ50%のうち、 特に胸にグッときたことを掻い摘んで要約いたします。。 ~天野秀昭氏~ 1958年 東京都葛飾区生まれ 1980年 日本初の民間協働による冒険遊び場 「羽根木プレーパーク」初代プレーリーダー その後、地域住民とともに 世田谷・駒沢・烏山の3プレーパーク開設に携わる 子どもが遊ぶことの価値を社会的に高め、 普及し、実践するためのNPO法人 「日本冒険遊び場づくり協会」理事 「プレーパークせたがや」理事 また、18歳までの子ども専用電話 「せたがやチャイルドライン」の運営にもあたる 大正大学のびのびこどもプロダクトコース特命教授 2人の娘さんのお父さん ~まずは前置き~ もともとは、幼児が遊ぶことは当たり前だと思っていて 特別な感情を持っていなかった プレーパークにいて、 思春期の子供達とふれあっているうちに、 色んなことが気になってきた 悪さを、大人が見えるか見えないかのところでやる 完全に隠れてはやらない 見つかれば、何か言われるのをわかっていて 見えるところで何故やるのか? 構って欲しいんだな こいつらは、幼児と一緒だ! 幼児期に必要としてたことを、満たされないまま 踏まなきゃいけない階段を、幼児期に踏ませて貰えなかった子 早くから大人になれと育てられた子 本来幼児期に済ませられたステップを飛ばしてきているのではないか ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎子どもとは向き合わないほうがいい、向き合うとロクなことがない まずはエ?といった感じで、これだけ聞くと語弊があるが、 子どもと向き合うのは間違ってますということを言っているのではない 子育てをもっと社会化する (プレーパークのようなところで遊んでいると) よその子から学ぶことがある 我が子→腹が立つこと/よその子→笑って見てられる 我が子だけ見てるとわからないことが、よその子だと冷静に受け止められる ◎遊びは魂の活動である 幼児は遊ばないと心が死んでしまう 生きてるけど、生きてる実感がない 「子ども時代に十分遊びこむ」という体験が重要 ◎幼児は、ぶつかりながら生きていく 子ども同士なんてのは、引っかき傷がコミュニケーションのきっかけとなる 人に痛い思いをさせたら、相手の反応で驚いて気付くことがある 子どもは衝突の中で、自分の思い通りにならないことを理解する 理不尽な人間関係を覚えていく (大人が大騒ぎしなければ) たくさん衝突が必要 幼児期に迷惑をかけないで、いつかけるんだ 迷惑は、かけたほうがいい たくさん失敗したほうがいい ◎その子の命の主役は、親ではなくその子であること それをその子が自覚すること 親が主役→人に判断を委ねたり、人のせいにする子にしてしまう 自分の人生をその子がまっとう出来ること 失敗も成功も自分の欲求で行い、自分で引き受けていくこと ◎幼児期に自分の命が大切に扱われていれば、人の命も尊重するようになる 自分は必要とされている、存在していいんだ、ここにいていいんだ 幼児期に自分自身の存在を獲得出来れば、自然と覚えていくことがたくさんある ◎自分は自立していて、迷惑かけずに生きてると思ってる奴ほど 迷惑な奴はいない そうゆう奴ほど人に感謝をしない たくさんの人間と繋がり、ぶつかりながら 誰かがフォローしてくれることに気付き、目を向けられるか ◎サルの時代を保障してやろう! 幼児期=サルの時代 高校生になってもサルは困る せめて北京原人くらいになってるように(失笑) 我々は、ぴっぴの意味を積極的に捉えつつ、 愛すべき、危なっかしくて汚くてうるさい子ザル達の命を大切にし、 立派な北京原人に育てられたらと思います。 天野さんありがとうございました!!!!! ♪天野さんの著書のご紹介♪ ☆『よみがえる子どもの輝く笑顔 ~遊びには自分を育て、癒す力がある~ (あんしん子育てすこやか保育ライブラリーspecial)』 発行 すばる舎 著者 天野英昭 ☆『子どもはおとなの育ての親』 発行 ゆじょんと 著者 天野英昭 goto
by hanegi_pp
| 2012-03-07 23:52
| 自主保育の活動
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『ピッピの会』活動内容とご案内
『ピッピの会』は、
羽根木プレーパーク内で 活動しています。 【活動日】 水曜・金曜 10時30分~14時ごろ 水曜日はかまどでお鍋、 金曜日はお弁当持参で 季節のイベント行事を 行っています。 ※行事により違う曜日に なることもあります。 入会前に、一度見学に 来てみてくださいね♪ ☆両日参加できる親子歓迎! 📩hanegipippi@gmail.com カテゴリ
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